配当新時代2〜5 (2005.4.9)
| 日経新聞で掲載された投資を考える「配当新時代の2〜5」の続きの部分について気になるところをまとめておきたいと思います。 2.横並び崩れ「横にらみ」へ ・日立ショック−2005年3月期の期末配当を5.5円、年11円配当として前の期より3円増やす内容。 しかし、1月には連結純利益見通しを従来予想の半分の500億円に下方修正している。 結果的に、単独ベースでの配当性向は370%。 ・トヨタとホンダは競い合うように配当を増額してきた。 10年前に比べて04年3月期の配当はトヨタが2.4倍、ホンダが3倍。 ・もうひとつのキーワードは「業績連動」。業績連動型の配当政策が主流になりつつある。 投資家が配当に関心を強めている今、配当政策によって株価が左右される状況となっています。こんな中、ライバル企業の増配に負けるわけにはいかず、増配競争に突入する構図とのことです。 これで企業は簡単に業績不振や減配を行うわけにはいかなくなるでしょう。 そんなことをすれば投資家は簡単にその株を見放すでしょうからねー。 しかしホンダやトヨタ、日立にしろ配当利回りで見たら低すぎです。 1%に全く届かないか、1%前後です。 正直に言うと、何をちょこちょこ小出しにしているのかとがっかりです。 この程度ではインパクトはありません。 横にらみも結局は横並びを意識しているのではと思いました。( ̄Σ ̄;) 配当性向で見たらどうなのか確認してみたいですが、本当にライバルを突き放したいのなら、一気に配当性向50%維持とか、配当利回り5%、6%公約などのハイレベルな競争を展開して欲しいものです。 3.成長企業にも還元の圧力 ・スクウェア・エニックスは2005年3月期の年間配当を60円と前期の2倍に増やすが、 上乗せ分の30円は「二十五期記念配」とした。 今期に配当を減らしても減配と扱われないよう記念配とした。 ・独立系通信会社イー・アクセスは2005年3月期から配当を始めた。 「事業計画は理解できるが配当もわすれないで」、 「配当するまで株主にならない」との声。 ・ヤフーも前3月期から設立以来初めての配当に踏み切る。 「いつ配当を始めるのか」との問合せが絶えず。 今や、株主からの利益配分増(配当)の圧力は強く、成長企業と見られていた企業も配当をせざるを得ない状況にあるとのことでした。 将来の成長のためには内部留保を充実させて、手元資金を増やしたい企業と早く配当を始めて欲しい株主。両者の思いはすれ違いです。 当たり前だと思います。もっと還元圧力を加えたいです。 投資家からしたら、配当はたくさんよこしなさい、なおかつ利益をきちんと上げて株価も上昇させなさい、というのが本音です。((o(=´ー`=o) 4.「セミプロ個人」も熱視線 初心者からベテランまで広がる個人投資家の配当志向の紹介です。 預貯金ではもの足りないが、大きなリスクは取りたくない、 こんな層には下値不安が相対的に低い「配当利回り銘柄」は格好の入り口です。 個人投資家の皆さんいろいろ研究して投資されているようです。 お互い頑張りましょうという気持ちで読みました。 5.機関投資家「もっと払え」 ・第一生命保険は4月から株式を保有する国内企業約1600社の財務データに配当性向の 項目を加えた。「配当余力のある会社にプレッシャーをかけさせてもらう」 ・明治安田生命保険は(株主配分比率の向上のため)議決権行使の強化を明言する。 ・メリルリンチが世界の機関投資家に行った企業の望ましい資金の使い方というアンケートでは、 約半数が株主配分の強化を挙げた。 機関投資家から見ても現状の日本企業の配当水準は低くお話にならないというのが実態のようです。 そして配当増額要求は世界の流れです。(*゚▽゚)ノξξξξξξξξξ ガンガン配当させて、配当性向を50%まで引き上げさせましょう!! 新聞記事や投資アイディアに戻る |