レオナルドダヴィンチ、そしてビジョナリー (2005.3.13)

今日は世紀の天才レオナルドダヴィンチの番組がやってました。
500年前から自動車やヘリコプター等々の技術革新的なアイディアを確認されただけで5000件程残しているようです。
恐ろしいほどの洞察力、ビジョンです。
今日の技術を用いてそのアイディアの復元を世界中で進めているようです。
異能、天才ぶりにも程があるという感じです。Σ(゚д゚;)

さて3月8日の日経新聞に興味を引く記事がありました。
現代のレオナルドダヴィンチとも言える天才達がIT分野での成長には欠かせないという内容でした。

日常の意思決定を行う最高経営責任者とはまた役割が異なり、常に新しいアイディアやビジョン、洞察力を提供することが主であるということです。
具体的には米ヤフーの創業メンバーであるジェリー・ヤン、デイビッド・ファイロ、米グーグルの共同創業者のセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ、古くはアップルコンピュータのスティーブ・ジョブズなどが代表的だそうです。(あまり詳しく知らないので機会を見て調べてみたいですね)
米国ではそういったリーダーをCEOとは別の概念でビジョナリーと呼ぶそうです。
あえて定義すると「技術革新の先行きとそれが及ぼす影響を見とおす特殊な能力を持つ天才」ということになります。
米シリコンバレーでの勝ち組みに共通するのはビジョナリーの存在ということでした。
特にIT分野では技術の陳腐化、標準化が激しいので誰も考えつかないようなアイディアやビジョンがないと競争力を保つのは難しいという背景があるようです。

これから日本の企業もIT分野に限らず全ての業種において、自社が進んで行こうとする道や経営方針をステークホルダー、株主に明確に示して、がっちりと共有する必要性が増してくることでしょう。
最近の例を思い起こしても、ライブドア、フジテレビ双方ともニッポン放送の企業価値を高めるための明確な経営ビジョンを示していないと各方面から指摘されています。
また、ソニーも創業初の外国人トップ、ハワード・ストリンガーの登用で経営陣の刷新に動いたものの不振のエレクトロニクス部門をどうするかなどシナリオが見えない、経営の軸はどこだなどといろいろ言われています。
ビジョナリーという人材、あるいは企業全体として果たすビジョナリーとしての機能は今後益々必要なことだと感じています。

日本の大企業の中だと経営者自身がビジョナリーの役割を担っているというところでしょうが、やはり経営責任者としては合格でも、ビジョナリーとしての才能がないと皆が共有するビジョンを示すことは難しいでしょうね。

憧れますね〜、ビジョナリー。
三国志の中で天下三分の計を構想した諸葛亮などの軍師とも言えますよね。

余談ですが、投資とは関係ない書籍ですが、天才達の思考方法について考察した書籍があります。

天才たちは学校がきらいだった
トマス・G. ウェスト Thomas G. West 久志本 克己

おすすめ平均
天才と私

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お気に入りの本なのですが、レオナルドダヴィンチやアインシュタイン、ファラデー、マックスウェル、ニコラテスラなどの天才達は視覚思考力が非常に発達していたと言われています。
そして視覚思考能力の優れた者は、別の視覚思考能力の優れた者が書いた、一般人が全く理解できない論文を鋭敏に理解するという例がいくつかありました。
マックスウェルはファラデーの書いた電磁気学の理論が正しいことをすぐに理解したり、
アインシュタインの相対性理論もそれを受け止めることのできる能力がある学者でないと理解できなかったとか。
しかしあまりにも突出した視覚思考力の強さ、才能と共存して、アンバランスな弱点が多いことを右脳、左脳と関連付けて説明してあります。
ある種のビジョナリーではないかと思い出しました。
医学的専門書ではないので読み物として楽しめる本です。

さて、英雄は英雄を知るというような、そんな大天才の世界と重ね合わせるのは、おこがましいのですが、私達個人投資家にもビジョナリーとしての才能が一片でもあれば、数年先、10年先に大化けする株をまるで目で見るがごとく見つけることができるでしょう。ヽ( ̄ー ̄)ノ

そこまでできなくても、企業の将来には中期・長期の経営計画、的確かつ斬新な事業戦略が必要不可欠であることを肝に銘じて、優れた経営者(ビジョナリー)のビジョンを理解、共有して投資できるかどうかを判断できる能力は身につけたいと思いました。
ありありと将来を見とおして、想像することができる力、あるといいなあ。



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